薄毛は、ヘアサイクルの異常が原因と言われています。
通常、脱毛して2~3ヶ月すると再び同じ毛穴から発毛し、
同じサイクルをたどるのが正常な毛髪サイクルです。
ところが、何らかの原因により、
ヘアサイクルの回転がとまると薄毛になってしまいます。
毛髪は一定のサイクルによって成長を繰り返しています。
成長期、退行期、休止期というサイクルによって、
ヘアサイクルが繰り返され、それによって毛は成長しているわけです。
薄毛は、ヘアサイクルの異常によってその期間が短縮され、
毛髪が完全に成長する前に抜け落ちることでおきます。
発毛のサイクルがきちんと回らないと薄毛になってしまうわけで、
ヘアサイクルの異常がまさしく薄毛の原因になります。
成長期の初期の髪は柔らかい軟毛なのですが、
正常な場合は硬く太い毛へと成長していきます。
ヘアサイクルに異常があると、軟毛の段階で抜け落ちることになります。
ヘアサイクルに異常により、
細く産毛のような毛髪ばかりが多くなることになり、
毛髪にボリュームがなくなっていきます。
そして最終的に、薄毛になってしまうわけです。
夜更かしなどの乱れた生活が薄毛の原因に
夜更かしなどの乱れた生活をしていると、
薄毛の原因になるので注意しなければなりません。
薄毛は、日頃から夜更かしをしていると起きやすく、
髪の成長が阻害されやすくなります。
最近抜け毛が多くなってきた、
仕事を始めて薄毛が気になるようになってきたなどの症状は、
夜更かしが原因になっている場合が少なくありません。
免疫力の異常が働く原因は、精神的なストレス、
不規則な生活習慣などがあり、食生活の乱れによっても薄毛は増えます。
また、過度にアルコールを摂取したり、
喫煙の習慣があったりしても薄毛の原因になります。
タバコに含まれるニコチンは、頭皮の血行を鈍らせ、
毛根や毛髪に栄養が行き渡るのを阻害します。
飲み過ぎると肝臓に負担を与え機能が低下し、
発毛に必要な新しい細胞を作ることができなくなります。
夜更かしなどの乱れた生活は、薄毛の原因になるので、
規則正しい生活習慣をしなければなりません。
乱れた生活習慣の中で寝不足はストレスを誘発します。
ストレスは薄毛の原因になるので、
日頃から早寝早起きを心がけなければなりません。
身体への栄養も大事で、それがそのまま髪の毛の栄養になります。
日々、髪の毛の成長に欠かせない栄養素を摂取し、
毛母細胞へ届けるような生活をする必要があります。
頭皮の日焼けは薄毛につながる!
日焼けというのは、肌全体によくないので、
頭皮にも当然よくありません。
女性の頭皮の日焼けは、抜け毛や薄毛につながると言います。
春から紫外線の量は徐々に増え、
それが肌や髪に降り注ぐことで、悪い影響を及ぼします。
そのため、頭皮のUVケアを怠ると、頭皮が日焼けして炎症を起こし、
そこから、抜け毛や薄毛に発展していきます。
頭皮は皮膚と同じ構造なので日焼けします。
頭皮は髪である程度守られているので、
肌ほど神経質になる必要はありませんが、
紫外線の影響は強い場所では、頭皮のUVケアを忘れてはいけません。
頭皮の日焼け対策をしっかりしないと、炎症を起こしたり、
日焼けした部分の毛母細胞が紫外線のダメージで、
薄毛の原因になってしまいます。
頭頂部から薄毛になる人が多いのは、一番太陽に近いからで、
紫外線の影響を受けやすいからです。
腕や手よりも顔や首、肩の方が日焼けしやすいように、
頭はさらにその傾向が強くあらわれる場所なのです。
頭皮のUV対策として手っ取り早いのは、帽子をかぶることです。
帽子がなければ、タオルやバンダナを巻いたり、
日傘を差すのも有効です。
頭皮の日焼けは薄毛につながるので、注意が必要です。