髪をつくるのは毛乳頭と毛母細胞

 

髪をつくるのは毛乳頭と毛母細胞です。

 

この2つが髪をつくるのに大きく関わっています。

 

毛乳頭と毛母細胞は発毛に大きく関係していて、

毛母細胞は毛乳頭から栄養や酸素を受け、

それを養分として細胞分裂することで髪の毛になるわけです。

 

毛母細胞の活性化に成功することで髪の毛が生えてくるので、

頭皮の血液の流れをよくし、

毛乳頭に栄養を与えることが大事になってきます。

 

逆に言えば、髪をつくるためには、血行を促進して毛乳頭を刺激し、

毛母細胞を活性化しなければなりません。

 

毛乳頭というのは、

毛球部の真中に位置していて毛母細胞に隣接している部分です。

 

毛細血管を通ってきた髪の毛を作るために必要な栄養は毛乳頭に運ばれ、

そして毛母細胞へと運ばれていきます。

 

毛乳頭は毛母細胞の細胞分裂に必要な栄養分の受け渡しをする役目を

果たしていて、毛母細胞の活動をコントロールする役割もあります。

 

毛母細胞は、毛乳頭から髪の毛の生成に必要な栄養を受取り、

細胞分裂を繰り返しています。

 

栄養素を髪につくり替える毛の製造工場的な役割を果たしていています。

 

 

☆ 若い女性にも起る若年性脱毛症

 

若年性脱毛症というのは、

かなり若い女性にも起るので十分な注意が必要です。

 

若年性脱毛症が怖いのは、10代からでも始まるところです。

 

俗にいう若ハゲになってしまうわけで、

これは男性だけでなく女性にもある症状です。

 

10代から若年性脱毛症になってしまうと、

かなり強いストレスを受けることになってしまいます。

 

女性の場合、髪は命と言われているので、悩みは深刻です。

 

最近では特に10代や20代で薄毛の症状を訴える人が少なくありません。

 

若い年代の人の髪が抜け、

全体的に薄くなる症状を若年性脱毛症と呼んでいます。

 

なぜ、若い女性に若年性脱毛症が起こるのかというと、

ホルモンバランスが関係しています。

 

強いストレスを受けると、

自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れます。

 

そうなると、男性ホルモンの分泌量が増え、

女性ホルモンが減少して髪が痩せ、

コシやボリュームがなくなってしまうのです。

 

過度なダイエットも原因の1つで、10~20代は、

過激なダイエットをしがちな年代です。

 

極端な食事制限によるダイエットは、タンパク質の摂取量が低下し、

全体的な薄毛につながります。

 

バランスのよい食事を心がけ、過度なダイエットは絶対に行わないことです。

 

 

 

 

☆ 気が付きにくい女性の薄毛

 

女性の薄毛というのは、気が付きにくいものなので、それだからこそ、

普段から気をつけないといけません。

 

女性の薄毛が気が付きにくいのは、男性の抜け毛とはタイプが違うからです。

 

男性の薄毛は、生え際や頭頂部周辺が薄くなりますが、

女性の場合、髪の生えている領域は

そのままで全体的にボリュームダウンする傾向にあります。

 

だから気が付きにくいのです。

 

また、女性は元々髪の毛が長く、ボリュームが多いので、

薄毛には気が付きにくいです。

 

女性の見た目年齢は、髪のボリュームで決まる部分もありますが、

女性の薄毛は知らないうちにどんどん進行していきます。

 

そして気付いた時には、既に手遅れということがよくあります。

 

そのため、早めに対処していく必要があります。

 

そうすることが、薄毛の進行を遅らせることにつながります。

 

女性の薄毛の大敵は、生活習慣の乱れです。

 

女性の薄毛を防ぐには、健康なヘアサイクルを維持することが必須です。

 

そのためには、ストレスを軽減させ自律神経を安定させる必要があるので、

規則正しい生活と充分な睡眠が必須です。

 

そして運動不足は血行を悪くするので、適度な運動を心がけることです。